佐白の家_03(リフォーム)

住宅のリフォームです。
既存の台所と和室の二間がワンルームのLDKになりました。
天井の高さの変化、照明器具の配置、アイランド状のキッチン(家具工事)、造り付けの棚、施主の選んだ家具や照明器具、そうしたひとつひとつの要素がワンルームのなかに親しみの持てる居場所や新しい動線を生み出しました。
(そして愛猫の楽しい居場所や動線も!)

用途:住宅
2021年11月
場所:島根県奥出雲町




キッチンは既製品ではなく、家具工事で造るのでインテリアと調和します。人工大理石の天板は簡単な食事もできるカウンターも兼ねて。







飾り棚を兼ねたキャットウォークに注目!奥の天井は既存サッシの高さに合わせ低くしたので、光を受けとめながら外の庭とのつながりをつくります。













ラウンドテーブルを照らすペンダントライト。灯りの重心は低い方が落ち着きますね。照明器具の高さは器具の下端でテーブル天板から60cmとしました。













和室の押入れがテレビコーナーや収納になりました。既存の柱をシナベニヤで包みインテリアを統一しています。収納の下部はオープンとして愛猫の居場所のひとつに。







キッチンとキッチン収納。キッチンは既製品ではなく家具工事で造るのでモノのレイアウトも自由に計画できます。



















シナベニヤのランバー材の飾り棚。
(撮影 宇田川孝浩)






飾り棚を兼ねたキャットウォーク。







ちょっとしたコーナー部分が生まれたのでカウンターを設けました。 奥行きは450ミリ程ですが、電源を設け、スポットライトで手元を照らしたら、デスクコーナーが出来ました。







洗面。ラワンベニヤの引き戸。







洗面台も造りました。既存の窓に合わせた鏡収納。洗面台の正面はタイル張り。







手洗い器とタイル、ペンダント照明。何気ない日常にささやかな豊かさがあるような気がしました。



写真撮影  岡田泰治(特記あるものを除く)