清田の家
二世帯住宅の計画です。
ふたつの世帯がそれぞれ独立した生活を確保しながら、ひとつ屋根の下で一緒に暮らす意味を考えました。それは二世帯がおおらかにどうつながるかを考えることでした。
用途:住宅
2022年6月
場所:島根県雲南市大東町
南側の軒下「回廊」。アプローチであり、縁側のような場所。
子世帯。キッチンよりダイニングを見る。共用の玄関、中庭を介して親世帯とつながります。 現しの屋根が2世帯をおおらかに覆い、つなげます。
子世帯。ダイニング。南に開けた眺望を木製建具が切り取ります。
親世帯。リビング・ダイニング。
親世帯。ダイニングから和室を見る。
親世帯。和室。要所に開口をあけ、抜けをつくることで、和室に光による動きが生まれます。
どこからともなく光が滲み出るような、そんな床の間があったら良いなと思いました。
(撮影 宇田川孝浩)
写真撮影 岡田泰治(特記あるものを除く)