ふるさとの杜

施設にしたくない、居心地のよい場所をつくりたい、という発注者の希望がありました。
限られた床面積のなかで、みんなで集まる場所、ひとりで過ごせる場所、外とつながる場所を屋根の下に見つけることがテーマになりました。
大きな屋根(木の架構)で覆われた領域と壁による分節。それはこの積雪地域での僕の設計の考え方のひとつになるのかなという気がしています。
大げさに言えばコルビュジェのドミノと自由な壁みたいなもの。

用途:デイサービス
2012年3月
場所:島根県奥出雲町